第2回 新生児シミュレーションセミナー『NSimセミナー』
開催および受講者募集のお知らせ
日本新生児成育医学会
教育委員会 委員長 中西秀彦
医療の標準化委員会 委員長 諫山哲哉
NSim WG 委員長 甘利昭一郎
新生児シミュレーショントレーニング普及推進ワーキンググループ『NSim WG (エヌシム)』は、日本新生児成育医学会 教育委員会・医療の標準化委員会の下、新生児医療におけるシミュレーショントレーニングの実施・普及・開発を目的として活動しています。
第1回NSimセミナーは皆様のおかげで盛況に終わりました。今回は第60回日本周産期・新生児医学会 学術集会の開催に合わせ、学会会場に近い大阪駅近隣で2回目のNSimセミナーを開催することになりました。帰途につく前に少し体験学習をして、今後の診療に活かしませんか。
開催概要
日 時 | 2024年7月15日(月)16:30~18:40 ※ 学術集会最終日プログラム終了後の開催です ※ 集合・解散時刻は受講セッションによって異なります |
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場 所 | 梅田パシフィックビルディング内、貸会議室 会場地図 |
対 象 | 周産期専門医(新生児)の取得を目指して研修中の医師 (上記対象者を優先しますが、それ以外の方の応募も可能です) |
受講費 | 無料 |
定員 | 最大30名程度 *6月20日頃までに受講の可否を登録アドレス宛に送付いたします。 |
申し込み締切 | 6月7日(金) |
開講セッション
1. 気管挿管
超低出生体重児モデルのマネキンを用いてトレーニングを行います。スムーズに挿管を成功させるための様々なコツを整理し、実践に活かせるように体得してもらいます。
2. 胸腔穿刺
トロッカーカテーテルの挿入手技を扱います。重要であるにもかかわらずなかなか訓練しづらい手技ですが、最低限の手順や”手つき”を学べるようにハンドメイドのモデルを用意しました。
3. 急変対応
新生児科医が遭遇しうる3つの急変シナリオに対し、NCPRやPALSを応用してチームで対応してもらうトレーニングです。
応募にあたってご留意いただきたい事項
- 受講者は複数のセッションをローテーションします。気管挿管と胸腔穿刺はすべての受講者が受講できますが、急変対応は一部の受講者のみが受講できます。
- 受講セッションについてはできる限り希望に沿いますが、必ずしも希望どおりには受講できない可能性があります。
- 受講セッションによって「16:30開始、17:30解散」、「17:40開始、18:40解散」、「16:30開始、18:40解散」の3つの受講パターンにわかれます。
- 受講可否の通知とともに、受講セッションと受講パターンとをお知らせします。
- 訓練プログラムは本セミナーのためにWGで制作したものであり、改善の余地が残されています。プログラムの改良や、今後のセミナー運用のために、受講者にはセミナーの前・直後・半年~1年後にアンケートへの回答を依頼します。ご協力をお願いします。